土曜日

宮大工の思考

土こそが命の親

これは宮大工、西岡常一さんがおっしゃった言葉です

また彼はこうも言っています

樹齢千年の木は千年保たせねばならん
材木という自然の命をいかに長く持たせるか
ということが宮大工の心がけ

日本が美しいのは物を大切にする文化があるから。。
そう思います






なぜこのようなことを記そうかと思ったかというと
こんなことがあったからです。。

最近、フィリピンのマカティで外観が素敵な
1980年くらいに建てられた、その当時は贅を尽くして
造られたんだろうな、、と思うようなコンドミニアムを
購入しようかどうかと考えていました。

内装は古いのであまり奇麗とは言えませんでしたが
使っていた素材(レンガ、木材とか)が素敵だったのです。
これをうまく利用して奇麗にすればいい感じになると考えていて
またあらためて訪れてみると、オーナーによって内装(古いレンガなど)ははがされ、最近よく見る材質にリフォームされていました。

古いものはうまく利用して、大切に使えば
今の新しいコンドミニアムよりもより味のある
ものになるのに

まあ自分のものではないので、こんなことを言っても
しょうがないのですが。。

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