昨日はマニラからはるばる、
80kmくらい離れた場所にある町、
Angeles Cityという町に行ってきました。
理由は、家具の工場に発注、
そしでデザインのミーティングです。
これは去年から、早く行かなきゃと思っていたことなのですが、
渋滞を恐れてなかなか実現しないでいた悲願でした。
(フィリピンの渋滞はほんとすごいんです。。
通常は、完全に一日がかりの作業になります)
実は、SONA
(State of the Nation Address :大統領施政方針演説)が
行われる日であったということもあとで知りました。
というのも覚悟をして出かけた渋滞が全くなく、
高速を使って約80kmの距離を
何と1時間くらいでマニラまで戻れたことを
フィリピンの友人に話したところ、
大統領のSONAの行われる日は
休日にはならないが、学生たちは
自宅待機?になるのだそうです。
なぜかというと、大統領の演説を
聴き、フィリピン国の状態、
状況に関心を持ってもらうためで、
さらに、翌日は学校で先生がSONAにまつわる
レポートを学生に書かせたり、
論文を提出させたりするのが慣例だそうです。
(だから学生たちは半強制的にその演説を
聞かなければならない)
こうやって他の国は愛国心、自国への
関心を維持させるようなことをやってんだと思い、
関心してしまいました。
政治に対してあきらめモードの漂う我が国、
日本ですが、こういった他の国で行われてることを
参考にさせてもらいながら、
政治へ関心を持ってもらうことは
必須だと感じます。
小さなことかもしれませんが、
その小さなことが大きなことを
変革する第一歩です。