火曜日

フィリピンで感じるパラダイムシフト




フィリピンの新聞、Philippine Starの一面に
日本人がフィリピンの国際空港である
NAIA (Ninoy Aquino International Airport)に
毎日、1000人も訪れていると報じています。


最近感じることは、先進国(日本など)と後進国(フィリピンなど)の
立場が変わりつつあるということです。

たとえば

以前

  1. フィリピンは危険といわれていた
  2. 日本がODAなどでフィリピンに援助していた
  3. 日本のものというとほぼ無条件でいいものとされた

現在

  1. 日本が放射能汚染されていて、危険だと思われている。写真にもあるように以前は危険と思われていたマニラに、毎日、1000人もの日本人が訪れている。
  2. フィリピン政府が日本に対して援助をするという公式発表をした(日本は拒否ったらしいです、先進国のプライドとフィリピンの人は考えているようです。僕の個人的な意見はそういった気持ちはありがたく受け取るべき、それが礼儀だと思います)。フィリピンの携帯メールでもチェーンメールで日本を助けるために募金をしよう、というメールが流れてきます。
  3. 最近、知り合いがワインを9万本買ってもらえるところはないか探してほしい、という依頼をうけ、フィリピンのトレーディングのビジネスをやってる知り合いにあたってみたが、まずみんなが言うのは放射能汚染は大丈夫?品質的に問題はないか?という意見をもらう。。

このようなことはほんの一例ですが、
なんとも複雑な気持ちで、
栄枯盛衰の一場面をみているようです。




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