水曜日

華僑が強い理由

世界中、特にアジア諸国の経済は
華僑によって支配されている
といってもいいくらい華僑には
力があります。

ここフィリピンでも同様に
あらゆる業種のトップには
華僑がいると言ってもいいくらいです。

一方、日系人のグループで力がある
またはアジアで成功しているという例は
あまりありません。

特にフィリピンで日本から移住して
成功している例というのはない
といってもいいくらいです。

なぜでしょうか???

僕はフィリピンに始めて来た
大学生の頃からその理由はなぜなのか?
と考えていました。

最近、そのなぞが自分の中でクリアになりました。

それは人間というのは昔から、協力して成長、発展してきた
という法則に従っているかどうか、ということなのではないか
と思うのです。

日本人でフィリピンに住んでいる人たちは
わりとこじんまりとやっていて
一方、華僑というのはいい意味でも悪い意味でも
仲間意識が強いのです。

成功した事例があるとそれを華僑のグループみんなに
シェアする、資本もビジネスモデルも含めて。

これが成功のポイントなのではないか
と思うのです。

ひと昔の日本だったら、お醤油がなくなってしまったら
隣近所からちょっとかりてくる、といったように
人間関係が親密だったように思うのですが

いまの日本は、お醤油がなくなってしまったので
大豆からお醤油を自分自身でつくろうとしている
ように感じるのです。

特に海外、フィリピンではやはりみんなで知識や資源を共有して
みんなで成長していけるような関係をつくっていきたいと
華僑の友達グループを見ていて感じるのです。

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